美容院の経営でホットペッパーに依存するべきでない理由

今回は、美容院・美容サロン・ホットペッパービューティーのようなポータルサイトを現在利用している方に向けて、今多くの美容系店舗様が取り組み始めている脱ホットペッパービューティーについて解説をしていきます。

先日、こんな相談をいただきました。「ホットペッパーの月額の固定費が高いからホットペッパーから脱却していきたいんだよね」と。多くの美容サロンの経営者もそのように話されます。集客自体はかなりとれるからホットペッパーは使うべきでないとは決して思わないのですが、ずっと使っていくというのはもったいないと感じられている方は美容院の経営者、従業員様も感じておられます。

そこでこの記事では、ホットペッパーから脱却したほうが良い理由とホットペッパーを使わないための集客イメージについてご説明をさせていただきます。

 

今回の記事を読むことによって、以下のようなことが分かるようになります。

  1. ホットペッパービューティーのような大手ポータルサイトに依存するべきでない理由
  2. 脱ホットペッパーで客単価とリピート率の高いお客様を集客できる仕組み
  3. 美容師さんがLINE公式アカウントやInstagramのような自社メディアを育てたほうが良い理由
  4. 具体的なLINE公式アカウントやInstagramの活用方法

それでは、ご説明していきます。

ホットペッパービューティーとは?

美容院で働かれている方ならもちろんご存知だと思いますが、ホットペッパービューティーとはどういったものなのでしょうか?

ホットペッパーの詳細はこちらです。

ホットペッパービューティーとは(株)リクルートが運営する国内最大級の美容系サロン検索・予約サイトです。テレビCMでもおなじみの圧倒的な知名度で、ヘア・ネイル・まつげエクステ・整体・リラクゼーション・エステなどのサロンを見つけることができます。
現在、合計掲載サロン数は8万件を超え、2464万人のユーザーが登録。ユーザーはアプリ、スマホ、PC、タブレットから行きたいサロンを簡単に探せてネット予約することができます。
サロン運営の方に向けては、ホットペッパービューティーに掲載していただくことで集客のメリットがあります。また、サロン予約機能や、「サロンボード(SALON BOARD)」の活用により、レジ会計から顧客管理、求人まで、お店の運用を大幅に効率化できるので、おすすめの美容ポータルサイトです。

導入するだけで、店舗の集客・予約管理・決済管理・顧客管理まで幅広く対応できるポータルサイトととなっております。ちなみにポータルサイトとは、お金を払うことでサイトに掲載をさしてもらえるようなサイトです。お金を払えば払うほど集客に使えるツールというイメージを持っていただければOKです。

ただ、やはり優秀な機能が備わっているとはいえ、月額の固定費が高くなるべく自社で集客できるようにと考えている経営者・美容師さんが多いのが現状です。

経営的な視点からポータルサイトを脱却するべき理由

次は、経営的な観点から、ポータルサイトに依存している状態がなぜおすすめしないのかについてご説明をしていきます。

月額の固定費の削減

1つ目は、先程述べたように、月額の固定費が高いというのが大きな理由です。店舗の立地や掲載をどこまで上に表示させたいかによって月額の料金は変わります。無料プランも下を見ればありますが、高いものであれば月額100万以上かからケースも多くあります。その分、もちろん集客に繋がるので目一杯活用していくべきものではありますが、やはり月額が高いのがネックです。

クーポン目当てのお客様が多い

2つ目は、クーポン目当てのお客様が多いので、リピート率やお客様の単価が低くなる傾向があるということです。ここに関しては、すべての美容院様のターゲットとされるお客様の層が変わることがあるので、一概に自分のお店には当てはまらないという店舗ももちろんあるかと思います。あくまで他の美容院様が考えていることとして参考にして呼んでいただけるだけレバと思います。

ホットペッパービューティーや楽天ビューティーなどでも、毎回行くごとにポイントをもらえたり、クーポンをもらえるので、それらを活用してなるべく安く抑えたいとお客様は考え、そちらを活用しています。一方、本気で髪の悩みを改善したいというお客様であれば慎重にお店を選び多少お金がかかったとしても、髪の悩みを改善するために髪質改善シャンプー・トリートメントなどの施術も受けることも多く、お客様の単価は高くなります。また、サービスに満足すればそちらの美容院に毎月っ通ってくれます。私の周辺でも美容院は毎月コロコロ変えるのは怖いので、3年以上通っているという人がかなり多いです。

このように、クーポン目当てのお客様を集客するよりも、クーポンではなく、本質的にな髪の悩みを抱えているお客様を集客していったほうが、経営はかなり安定します。

経営の心臓を他社に握られている状態

前述の通り、大手ポータルサイトは集客、予約、顧客管理など様々な事ができるのですが、美容院様にとってこれらは経営において最も重要な部分だと思います。ここに対してはホットペッパーや楽天ビューティは本当に凄い機能を提供しているのも事実あります。

ただ、過去に実際に合ったのですが、美容院が大手ポータルサイトに依存している状態で、そこがなければ集客ができないということをいいことに、無理やり特定の地域の月額の固定費をポータルサイト側で上げたという出来事が有りました。これに対して、反発はあったもののポータルサイトがないと集客できないという状態の店舗では、プラン価格の変更を受け入れざるを得ないということがあったそうです。

集客が途絶えたら、経営は成り立ちません。人の体に例えると心臓部分にあたる集客、さらには顧客情報をポータルサイト運営会社に握られている状態はかなり危険です。

 

ポータルサイトに依存しない集客方法とは?

今までポータルサイトのデメリットをいくつかピックアップしましたが、必ずしも全てが悪いと否定しているわけではありません。活用方法を考えることでポータルサイトはかなり使えます。その方法を解説します。

自社メディア(LINE・Instagram・Googleクチコミなど)へ誘導する

結論から言うと、新規で来店したお客様に対して、自社で解説したLINE公式アカウント、Instagram、Googleクチコミへの誘導をしっかり行いましょう。これからの美容院での集客はこの方が主流になってきます。多くの美容院では活用も進んでいます。

こうすることによって月額の固定費は一切かからずして、お問い合わせを増やすことができるようになります。

後述しますが、例えばLINE公式アカウントを導入することで直接お客様とタイムリーなコミュニケーションができる上に、ポータルサイトではなく自社の顧客としての管理ができるようになります。スタイリストさん自身がLINE公式アカウントを持っているケースもかなり増えてきています。それはInstagramでも同様です。

Instagramの場合は、ストーリーで席に空きがあるという配信や自身のポートフォリオとしての投稿作成などをされている方も多くいます。来店してくれた方にInstagramをやっていることを伝えて交換などもやっていただければそこでも集客経路を作ることは可能です。

Googleクチコミの場合は、Googleマップ上に表示されるクチコミの投稿をお客様にご案内して、Googleマップ上で掲載上位を獲得し、新規集客に繋げるということも可能です。

ポータルサイト(ホットペッパーなど)の活用

上記の自社メディア集客の流れをつくるにあたっても新規のお客様の来店が必要になります。そこで新規の集客を加速させるという意味合いでポータルサイトを活用しましょう。やはりホットペッパーや楽天ビューティーなどは大衆に認知されており、集客力はかなりあるので、そこで新規獲得することは物凄く重要です。

とはいえ、ポータルサイトは月額のお金がかかるので、なるべくお金を垂れ流すのではなく、自社のLINE、インスタ、クチコミに誘導して、無駄のないような活用法を取り入れることをおすすめします。

 

それぞれのSNSやクチコミのやり方に関して、もっと詳細に聞きたい場合は以下のLINEからお問い合わせください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

美容院の集客に関して、脱ポータルサイトを希望される方々はとても多いです。ポータルサイトに依存するのではなく、LINEやInstagramなどを活用して、自社で集客できる基盤を作っておくことが現代では欠かせないので、ぜひ参考にしてみてください。

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