この記事では、LINE公式アカウントでできることを解説します!
前回の記事では、LINEというSNSがどういったSNSなのか、ユーザーの特徴などをご紹介しました。
LINEは、日本国内で他のアプリと比べて最もアクティブなユーザーが多く、8800万人以上です。このように多くの人にリーチできる可能性があるのが大きなメリットがあります。
LINE公式アカウントは、そういったLINEユーザーに対して、業種や規模を問わず無料から始めることができるという性質があることから大変おすすめのマーケティングツールです。
今回の動画では、LINE公式アカウントを取り入れることでどのようなメリットがあるのか、何ができるのかということを解説します。
<今回の動画がオススメな人>
- LINEを使ったマーケティングを始めたいけど何からしたら良いのかわからない
- すでにLINE公式アカウントを解説しているけど、活用できていない
- 自社のマーケティング活動を強化したい
それでは、早速、LINE公式アカウントでできることについて解説します。
LINE公式アカウントでできること
①あいさつメッセージ
まずは、あいさつメッセージです。
あいさつメッセージは、LINE公式アカウントを友だち追加したときに、最初に自動的に送られるメッセージです!このアカウントを追加することで得られるメリットをお客様に伝えておくことができます!
テキストのみの挨拶だけでなく、自社製品の売上げアップに繋がるような登録特典も付けることができるので、友だち追加されたあとに、ユーザーに来店を促すことも可能です。
②リッチメニュー
リッチメニューとは、アカウントのサービスを知ってもらうためのメニュー画像です!トーク画面の下部に設定することができ、それぞれの項目にWEBサイトのリンク、割引クーポン、テキスト、ショップカードといった自社製品の魅力や販促につながる情報をお届けすることが可能です。
また、リッチメニューに指定したキーワードを自動的に配信するテキストと呼ばれる機能があります。そこをタップすると、指定したキーワードが送信され、自動配信でクーポンやお得な情報を配信するということができます。
③配信(リッチビデオ・カードタイプ)
テキストによる配信・画像を使った配信・動画を使った配信など様々な配信が可能です!
動画終了後に、商品購入や問い合わせ、資料請求などのCTAを設置することで売上UPにつなげることができます。
特にリッチビデオ・カードタイプの配信は誰でも作成でき、効果的です!
④配信(抽選付きクーポン)
LINE抽選をフックに商品購入までつなげることができます!
あたりが出たことによって、お客様が面白さを感じながらアカウントを楽しんでもらえるのでファンづくりにも繋がります!
⑤リサーチ
登録している友達から、意見を聞いたり、アンケートを取ることができます!
回答者にはクーポンを配布したり、逆リサーチで自社の問題点を聞くなどといった様々な使い方が可能になります!
このリサーチ機能を使う場合、注意する必要があり、リサーチデータをダウンロードするならば、最低20人の回答が必要です。
リサーチ期間:ダウンロードできない 目安は5日間。
⑥セグメント配信
セグメント配信は、LINE公式アカウントに登録している友達の一部の人に絞って配信ができます!
絞り込みの区分は、性別・年齢・エリアなど様々あり、反応してほしい友達や、自社に関心の強い友達に絞って配信する設定などが可能です!
⑦タグ付け配信
タグ付け配信とは、自分で決めた好きなタグを使うことによって、「A商品購入」といったタグを付けて、今後何かを販売したいときにタグのついた人に絞って配信ができるようになります!
⑧タイムライン
タイムラインは無制限に投稿することができます、
直接チャットの方に送信するわけではないので、ブロック率がUPするという心配がないということが特徴です!
そして、最大の特徴は、投稿がいいねにより拡散されるということです!
友だち追加をしていない人も見ることができるので、拡散を念頭に置いた配信をすることで自社の認知度UPに繋がります!
LINE公式アカウントでできることのまとめ
ここまでで、LINE公式アカウントでできる機能についてまとめてきましたが、利用者にとって結局何が良いのということについてまとめておきたいと思います!
- 友達全員に届けたい情報を一斉に配信することができる
- 0円から始めることができる
- LINEという媒体の性質上メルマガよりも開封率が高い
- クーポンや抽選機能などお客様が楽しめる機能が豊富
LINE公式アカウントの問題点
ここまでで、LINE公式アカウントでできることについて解説してきました。LINE公式アカウントには本当に様々な機能がある上に、しかも一定までは無料で使うことができるので、ビジネスで取り入れない手はないのはご理解していただけたかと思います!
もちろん素晴らしい機能であることは確かなのですが、LINE公式アカウントでは解決できないことというのもあるんです。
問題①友達登録してもらう必要がある
これは当然の問題ですが、まずはお客様に登録してもらわなければいけません!LINE公式アカウントは教育、販売までには最適なのですが、集客は、LINE公式アカウントでできることを運用者自体が考える必要があります。ただ登録してもらうだけではありますが、それ相応のメリットがないと友達登録をしてもらうことはできません。なので、特典を用意して登録のメリットを創るところから始めましょう!
問題②ステップ配信、セグメント別配信が不十分
LINE公式アカウントにはステップ配信の機能もついているのですが、条件の分岐が不十分というデメリットがあります。LINE公式アカウントでステップ配信を組もうとした際、始めの枝分かれしか条件分岐ができません。加えて、絞り込むことができる条件も「性別、年齢、OS、エリア」だけとなり狭いのです。
したがって、より精度の高い配信をしようと思ったとき、LINE公式アカウントでは不十分です。
問題③Botモードとチャットモードが併用不可
LINE公式アカウントでは、自動化するのに便利なBotモードというものがあります。これはこちらが送ったら、すぐに既読が付き返信が来る機能のことです。非常に便利な機能ではあるのですが、この機能を使っている場合、お客様とのやり取りは一切できなくなります。したがって、お客様とやり取りしたいときは、チャットモードに切り替えてチャットする必要があります。このときBot機能は発動しません。
なので運用上面倒なことがあるのが難点です。
問題④集めたリストを活用しづらい
ビジネスでは自社に関心をもってくれたユーザーというのは成約率の高いリストに当たります。リストとは言い換えれば、見込み顧客です。LINE公式アカウントでは、見込み顧客に対してたしかにクーポンの配布や情報の配信はできるのですが、「興味」「関心」「自社商品に対する購入履歴」など把握することでさらに売上を伸ばすことができる可能性があるにもかかわらず、そういった情報は収集できないという問題もあります。
まとめ
上記のように、LINE公式アカウントは素晴らしいマーケティングツールではあるのですが、不十分なところもあるのが現状です。
そんなLINE公式アカウントを拡張する機能があります。それがLステップです。LINE公式アカウントを今まで活用していた美容サロンでは、Lステップを導入したことでCVR(成約率)が200%UPしたり、再訪ユーザーが月に1,2人から15人ほど再訪するようになったりしたというデータもあります。
簡単にいうと、Lステップとは、LINE公式アカウントで10できることを100にまで持ち上げてくれるようなツールです。
次回の動画では、LINE公式アカウントの拡張機能「Lステップ」について解説します。
Lステップを知っているかいないかで集客力というのは何十倍にもかわります。是非次回の動画でLステップについてマスターしてください!
それでは、ご精読ありがとうございました!